■難点 |
【商品在庫と納期】 |
基本的には現時点で実在するものを販売しなくてはいけません。
オークションなので手元にあるものを販売するのがルール(ガイドラインに記載)です。受注生産品はルールから除かれていますが、取り売り商品は販売不可です。
とは言っても、実際には取り売り商品だろうと、お構いなしで販売されています。購入者側は商品があるものと思っている場合がほとんどなので、納期や在庫を常に注意する必要があります。
落札されてから、商品が無いとなるとマイナス評価などになり運営上の支障をきたします。 |
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【評価システム】 |
販売時の良い、悪いが相手に評価され、過去のデータが表示されます。
高評価であればあるほど、新規客を見込めるすばらしいシステムなのですが、逆にマイナス評価があると非常にイメージが悪くなるちょっと厄介なものです。勿論イレギュラーなことが発生してトラブルになる場合もありますが、どんなに小さなトラブルでも 念には念をいれて、過剰なほど親切丁寧な対応を要します。 |
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【販売のわずらわしさ】 |
オークションは商品掲載の期限があるため、1点1点販売管理しなくてはならなくなります。
ホームページのように商品を掲載すれば、後は無期限で連絡を待つというわけではなく、商品掲載に期限があるため1回オークションが終了しますと再出品をしなくてはいけなくなります。そのためアイテムが多ければ多いほど再出品の作業を繰り返さなくてはならなくなり、作業効率が非常に良くありません。
Yahooのオークションストアに出店することで作業性は解消いたしますが、別途費用が発生することと、匿名性がなくなるため有効性を考慮しなくてはいけません。 |
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【商品の多さ】 |
一
つの商品を検索すればわかると思いますが、同じものを販売している出品者がかなり多くいます。中には同じ出品者が同じものを複数出品しているため、そういった出品者と販売品目が被ってしまった場合はどのように目立たせるかなどの手段が重要になってきます。
注目のオークションやタイトルテキストの太字表示などのオプションもありますが金額がかかります。
1円オークションなど、価格をかなり安く表示して注目させて販売する方法もありますが、赤字で売ることが出来ない場合は、当然自分が入札するなどして価格を適正価格まで吊り上げる必要があります。当然、1品1品の管理をしなくてはいけません。 |
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【安売り合戦】 |
いわずと知れた商品の安売りです。もともと中古品などを安くお売りしますといった趣旨がオークションの原点なので、値段に非常にシビアな世界です。また個人所有の本当に要らないものや、コピー品なども多数出ているため、新品のメーカー品であっても価格が安いのか高いのか購入者には判断しづらくなっています。
オークションには契約が決定した時点(商品が落札された時点)で、手数料が発生します。メーカー商品の利益率を考えますと、かなりの痛手ですが、安くしないと売れない。又、個人がお小遣い稼ぎで販売していることも多く超低利益で出品しています。そのような中で販売しなくてはなりませんので、販売価格の決定付けが難しくなっています。 |
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【購入者が細かい】 |
対面商売ではないので、言いたいことを言う方も多く、事前に聞いてくる問合わせや、送った商品のことについて非常に細かい場合があります。
さらにオークションを普段利用している購入者だと、車業界では対応できないような他業種のサービスを比較して、対応が悪いなどと言いだしてくるくる場合もありますので、それなりに対応する覚悟が必要です。 |
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