レンズパーツ発売
現在では純正でも主流となっているLEDテール。純正のバルブ式ストップランプをLEDストップランプに変えて、リアビューをハイグレードに一新する純正交換装着のLEDテールレンズパーツ。エクステリアドレスアップの人気アイテムです。
手軽に交換で、大きくイメージを変えることで人気のレンズパーツです。
ここでは、そういったレンズパーツという商品を説明いたします。
欧州車のレンズパーツ
MercedesやBMW。欧州者のマイナーモデルチェンジは、その多くがレンズ類のデザイン変更でとどまるといった風に、モデルチェンジ前のモデルはモデルチェンジ後のレンズを換装することで、新型仕様に見せる事が出来ました。
又、そうした欧州車本国の純正レンズの供給会社はアフターマーケットへも部品を供給し、精度も純正と比べて劣ることのないものも少なくありません。
欧州車以外のレンズパーツ
基本的にはアメリカ市場へ向けられたものがほぼ全てでした。
その多くは純正レンズのコピーで、当初は純正レンズのクリアーが全てでした。生産はほぼ100%台湾製になります。
日本には車輌規制や車検制度といった車に関する規制が定められていますが、他の国には車検自体がありません。そのため日本のように反射板を付属しなくても、もちろん商品精度も気にしないため、台湾製という精度にバラつきがある商品であっても、なんら問題はなく、基本的に車体を改造するのであるから今更、精度など気にする人もいないのです。
そのためクリアーテールには反射板が別体となっているのです。
日本車のレンズパーツ
当時のクリアーテールなどのレンズパーツの設定車種を思い出してください。US市場で販売されている車種はほぼ全てあるはずです。
日本の車のレンズパーツはUS市場にながれているものを、引っ張ってくるのが通常で、日本しか販売されていない車となると、よっぽど売れている車くらいしかありませんでした。
台湾の工場で新たにそういったレンズパーツを製作するには、莫大な数量の生産ロットが必要とされるからです。日本の市場で、その数量を補うには難しく、採算は取れないためです。
又、日本市場でも(今にして思えば)クリアーテールやクリアーヘッドライトという部品はテールなどの赤い部分を透明にする行為自体にカスタム性が高く、車体を改造することの方に意味合いがあり、精度を 問う人もすくなかったのです。
ユーロテール
アルテッツァテールの登場。
聞きなれない方もいるかもしれませんが、俗に言うユーロテールのことです。US市場でアルテッツァ(US市場ではレクサスIS)のテールデザインを模しているため、名称がそのようになっています。ユーロテールの名称根源は、おそらくクリアーテール=アメリカンカスタムということで、反してユーロテールにされたのではないかと思います。
このデザインの登場により、日本の市場にもマッチした商品が市場に流れることとなりました。クリアーテールと違い、見た目も純正に近いことから、カスタムパーツというより、ドレスアップパーツといった要素が強く、今まで改造に気が引けていた方も手が出しやすくなったのです。
そして一気にレンズパーツの交換といったドレスアップが広がっていったのです。
LEDテール
'00年代後半より純正LEDテールの標準装備が一般的となりつつなりました。
もともとは純正でもハイマウントストップランプのみにLEDが採用されていた程度だったのですが、最近の車にはテールストップランプもLEDが標準採用されています。
LEDはもともと照射角が狭く直線にしか照らせませんでしたが、広角照射形状の採用と価格の低下によってハイクラス車より普及されていきました。
欧州車向けのアフターパーツとしてLEDテールは以前よりあったのですが、この当時より国産車向けも多くなってきています。国内メーカーが台湾のレンズ製造工場に直接買い付けをかけて日本市場が拡大していったのです。
オークションで安く販売されているLEDテールと メーカー名が付いているものは品質が異なると思われている方もいらっしゃるようですが、その多くは一緒の製品です!全てが同じとは言えませんが、デザインが同じならほぼ同じ台湾製の輸入テール製品です。
又、日本のメーカーが独自で販売しているLEDテールも数多くなりましたが、ユーザーの皆さんは日本製と思われているかも知れません。まず日本では製造しておりません。どのLEDテールにおきましても、ほぼ100%台湾製です。
ユーロテール・LEDテールの市場参入により、より多くの方がドレスアップという改造を始め、レンズパーツは一気に市場拡大いたしました。しかし反面、いままで車の改造をされた事のない方が多く増え、アフターパーツと純正パーツの違いがわからないまま購入されている方が多く見受けられます。
この類のレンズパーツを販売していますと、多い問い合わせが
メーカーはどこですか?
車検は通りますか?
自分で装着できますか?
クレームとして受けるご連絡が
水が入って曇った(防水加工ずみですか?)
商品が(純正と比べて)悪い
隙間があく・片側の装着感が悪い・フィッティングが悪い
LEDの一部が点灯しなくなった
LED交換によってテールやハイマウントストップランプが常時うっすら点灯した微点灯状態になる
LEDテール交換によってメーター内警告灯が点灯する
となっております。
最近になって車のドレスアップを始めましたといった方には、この点はやはり不明確なのかもしれません。知っていただくことが、これからのカーライフのためにもなると思いますので、解説いたします。
メーカーはどこですか?
欧州車用はHellaやD&W、inpro、MHWといったメーカーが名を連ねます。ですが各メーカーの部品の供給し合いや、最近は台湾製の導入なども多く、本国メーカー品といっても商品を判断しずらくなっております。
先にもご説明いたしましたが、完成品のテールパーツはまず台湾製です。そのためメーカーを聞かれても回答ができないものが多くなります。TYCやJUNYANやSONARやDEPOというメーカーなのですが、知りたい回答とはちょっと違いますよね。
販売されている場所が違っても、仕入れや輸入ルートなどの違いなので、ほとんどが同じものです。
車検は通りますか?
欧州車メーカー品はそれぞれです。中には日本仕様のものもありますので、問題ない場合が多いと思います。
日本車用は、ご説明しました通り、もともとUS市場向けで作られた商品のため、テールやヘッドライトにつきましては車種によりウインカーやポジションランプが無くなることや、ウインカーの色が赤になっている場合があリます。又、ヘッドライトは光軸の調整がとれないものがほとんどです。そういったものは当然 車検どころか道交法上不可です。
しかし、ユーロテールやLEDテール、ウインカーなど日本の基準を満たしているものもだいぶ多くなりました。
ですが、結局のところ、車検の判断は各地陸運局や検査官などによって異なります。
又 購入ディーラーに車検を出す場合などは 場所によっては純正以外の保安部品装着車ですと車検の受付自体が不可と言うこともあります。車検が通らないということではなく、メーカー指定販売モデル店などはそういった不確定要素の部品を装着した車のチェックが厳しく、純正以外だと車検を受け付けてくれない場合があるという事です。
そのため純正のヘッドライト・テール以外は、当方で車検に通ると回答は出来ません。純正部品は必ず保管されておくことを提唱します。
水が入って曇った(防水加工ずみですか?)
水の浸入。商品精度の問題ですが、レンズないに雨水や洗浄水などが侵入するケースがあります。レンズ部分とレンズハウジング側に隙間があり侵入する場合と、装着時に侵入防止パッキンの位置がずれておきる場合があります。すでにご説明いたしましたが、商品は純正レンズの複製品がもとで、精度は重要視されて作られておりません。そのため商品のバラつきによっては隙間が生じているものもあるためです。
又、洗車機や洗浄による水の噴きつけなどは入りやすいともいえます。
新車であっても純正のレンズ内に水が浸入することは起こりえる現象です。アフターパーツとは精度の違いで発生件数が異なるため、まず表面化しておりません。
一度、水がレンズ内に浸入しますと外気温との温度差によりレンズ表面が曇ってしまいます。この場合は一度、レンズユニットを外しましてドライヤーなどを使い、中の水分を完全に乾かします。
新車で起きた場合のディーラー処置も同様です。
問題が生じても純正部品同様に交換することには値されませんので、もし、対抗策を講じたい場合は、レンズ面とハウジング側との間部分を予めシーリング(コーキング)処理をすることをお勧めいたします。当社での加工は行っておりませんので、予めご了承ください
商品が(純正と比べて)悪い
ここでは何度もご説明いたしましたがレンズパーツはほぼ台湾製で、アフターパーツは純正部品ではありません。
クオリティが高ければ確かに望ましいのですが、ことレンズパーツにおいては、全て同じようなものになってしまいます。
今一度、純正部品ではないことをご理解ください。
隙間があく・片側の装着感が悪い・フィッティングが悪い
取り付け時に配線が挟まっていないか、スポンジシート付の場合はシートがずれてないかをご確認下さい。
大袈裟にいいますと 左右でも形状が異なっているクオリティだとご理解下さい。そのため片側だけ隙間があいたり、収まりが悪い場合も生じます。中には上手くはまらなく、製品の不良と感じられる場合もありますが、交換してもすべて同じラインで製造されているものになりますので、同じ形状のものになってしまいます。
市販のスポンジテープなどを使用し隙間を埋めたり、両面テープを使用して固定するなど工夫をされる必要もあります。
装着作業までを含めカスタム、レンズパーツはカスタム用パーツであることをご理解ください。
LEDの一部が点灯しなくなった
LEDの一列だけ点灯しない、LEDの何個かだけが点灯しない。この場合はテールレンズ側の不具合が発生しています。保証が効く対象(期間等により)となりますので、一度現品をお戻しされてください。
LEDテールはパソコンなどと同じ電気製品とお考えください。保証内容は不具合製品の修理が前提です。交換が前提ではありませんので、テールが無いと走れなくて困るということがないように、純正テールは必ず保管しておくことを提唱致します。
LED交換によってテールやハイマウントストップランプが常時うっすら点灯した微点灯状態になる
LEDパーツを装着したところ、ライトを点灯しなくてもうっすら点灯したままになっている。製品側にも問題がなく、純正に戻すと正常に点灯する。こういった現象が起きることがあります。車両個体差によって起きる現象で、ゴースト点灯と呼ばれる現象です。この場合、テール側では解消出来ませんので、配線に抵抗を並列で取り付けることで解消させます。
現在はゴースト点灯防止用抵抗といった抵抗もLED部品販売店で販売されておりますので、この場合は後付け抵抗にて解消して頂くようになります。但し抵抗をいれていくことはLEDの特性である商品電力を抑えることに矛盾しますし、抵抗の発熱量がかなりありますので注意が必要です。予めご理解の上、ご検討ください。
LEDテール交換によってメーター内警告灯が点灯する
LEDテールを装着したところ、メーター内の警告灯が点灯するのは上記の微点灯同様で、車両個体差によって起きる現象です。同様に、製品テール側では解消出来ませんので、配線に抵抗を並列させることや、ダミー抵抗、警告灯のバルブを外す、センサーのコードをカットするなどの強制方法の他、回路側の信号を変更する方法などがあります。
現在は警告灯対策品テールといった製品もありますが、あくまで製品生産出荷時の抵抗値が平均して点灯しないようになっているものです。車両によって発生することがある場合の他、装着したときは点灯していなかったのに使用している間に点灯するようになるケースもあります。テール側の抵抗の劣化によって抵抗値が変化し始めているなどの要因がありますので予めご理解の上、ご検討ください。
現在では純正でも主流となっているLEDテール。純正のバルブ式ストップランプをLEDストップランプに変えて、リアビューをハイグレードに一新する純正交換装着のLEDテールレンズパーツ。エクステリアドレスアップの人気アイテムです。
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